古家付き土地と更地、どちらが良い?不動産売却時の選択肢について2

query_builder 2025/01/16

前回のブログで古家付のまま売却するメリットとデメリットを書きました。今回は更地にして売却する際のメリットとデメリットを書いていこうと思います。

更地にして売却するメリット

売却しやすい

土地を買う人は、自分の家を建てたい・お店を建てたい等新しく何かをしたい人が多いです。

更地にすると土地活用自由度が高くなり、売却しやすくなります。

また、買主の予算面でも解体費用を負担する必要がないので、比較的買いやすい物件として見られることも大きなポイントです。

建物の瑕疵は心配いらない

建物は壊してしまうので、後から建物に瑕疵が見つかったというような心配はありません。

更地で売るデメリット

固定資産税が高くなる

更地にしてから売却する大きなデメリットは固定資産税が高くなってしまうことです。

建物が建っている土地は固定資産税の減税制度があります。

建物を解体すると固定資産税が最大6倍、都市計画税は3倍高くなってしまいます。

解体費用がかかる

販売価格に加算するとしても、解体の費用が先にかかってきてしまいます。解体後には建物滅失登記が必要で、自分で作業をする時間が取れればお金はかかりませんが、プロにお願いするとなると報酬を支払わなければなりません。

「更地渡し」で解決できることも

固定資産税が上がる心配がない

契約してから解体をする「更地渡し」なら、建物が建っていない期間がほぼない(解体→決済の間は更地)ので、固定資産税の心配がありません。

※12月末に解体してしまうと、1月1日時点での土地の状態が更地になっていまいます。固定資産税が決まるのは1月1日なので要注意!

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